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[Coldplay] 『ゴースト・ストーリーズ』のアイディア:過去の自分(ゴースト)をどのように現在や未来の自分に影響させるか (Zane Lowe Part 1 訳)

僕にとって、『ゴースト・ストーリーズ』のアイディアというのは、過去の自分(ゴースト)をどのように現在や未来の自分に影響させるか、ということだった。それが自分を引きずり降ろして、自分と周りの人々の人生をめちゃくちゃにしてしまう、と感じていた時期があったからね。

Zane Loweのインタビューを訳し始めたのはいいんですが、むむむ難しい・・・・・

クリスって人はなんでこんなに素敵なんだろう、と涙ぐみながら見たはずが、いざ自分で訳してみると全然感動しない(笑)

クリスの魅力が半減しちゃっている気がするし、恥ずかしいので、とりあえず限定公開にしておきます。もし読んでやってもいいよ!という方がいらっしゃったら、URLをお伝えしますので、ツイッターでもメールでも何でもいいのでご連絡くださいませ。  ※公開しました!詳しくはこちらへ。


バンドへの愛があふれるPart 1です。

リアーナのふりをするのが好き、ParadiseはXファクター用に書いた曲、ウィルは錨、ジョニーは解毒剤、Magicを作り始めたのはガイ、バンドのケミストリー、ブライアン・イーノやスーフィーの先生から学んだこと、Always In My Headについて(アップルちゃんの声と、歌詞の説明)等々、まだ1/4ですが、長いです(笑)

 



コーヒーを飲みながらリラックスしてインタビューに答えるクリスがいいねーかわいいねー♥
ちょっとつっこんだ質問にも、言葉を選びながら誠実に答えていて、本当にいいインタビューでした。ゼインさんは、素敵なこと言ってるのは分かるんだけど、早口で長くて難しいので、少し省略しております。





Z: 元気そうだね

C: ありがとう。君もね。

Z: うん、カリフォルニアを楽しんでるよ。今ウィンマークスタジオ(?)にいるんだけど、君の提案だよね?ここでレコーディングしたの?

C: そう。昨日と一昨日ここにいたんだ。

Z: ここで一体何をやってんの?

C: 新しい曲を書いてるんだ。

Z: コールドプレイのじゃないよね?

C: どうかな?たまにリアーナのふりをするのが好きなんだ。リアーナの曲を書こうとしてみるんだ。

Z: 君一人で?近所にリアーナがいるわけじゃないよね?

C: いないよ。僕がそんなことやってるなんて知らないと思うよ。

Z: 歌詞やメロディーを提供してほしいとよく頼まれる?だって君はすごい才能があるし、人々はそういう才能をいつも探してるでしょ。

C: 時々ね。リアーナの声は完璧なんだ。そして僕の声とは全然違う。自分から離れて、それでも自分の好きなことが出来る、そんな感じなんだ。

Z: ジョニー・キャッシュや、コラボしたリアーナ、君には彼らの音楽の中に自分の身を置く能力があるよね。明らかに楽しんでるでしょ。他人に曲を書くという妄想を。

C: そうだね。だいたいは妄想の世界だよ。いい例として、昨日僕らはそういう曲を作ったんだけど、それは僕たち用にとっておくことにした。他人の目線を通して曲を書くことで、自分では言わないようなことが言えるようになるんだ。結局自分たちのものにすることも多いんだけどね。Paradiseとか。

Z: Paradiseもリアーナのために書いたの?

C: いや、あれはXファクター用に曲を頼まれたことから書いた曲なんだ。優勝者の曲としてね。でも、ドラマーのウィルに聞かせてみたら、「だめだめ、これは僕たちのだ」って言ったから、従ったんだよ。

Z: ウィルはバンドの中でそういう役割があるようだね。彼は正直で、すごくストレートな人みたいだよね。

C: 時間が経つに連れて、僕はますます僕たちのグループのケミストリーに感謝するようになったんだ。僕たち四人と、シークレット・クリエイティブ・ボスであるフィル。

ウィルは錨のような役割なんだ。彼は重くて、花崗岩のよう、いい意味でね。像の土台なんだ。それなしじゃ上のものは崩壊してしまう。

時々喧嘩するよ。ウィルは暗いサウンドでやりたいのに、僕は「Blurred Linesみたいな曲作ろうよ~」って言ってみたり。

そのケミストリーが僕らを結びつけているんだ。

Z: ケミストリーといえば、ジョニーについて話そうよ!

C: ジョニーは本当に、とってもスウィートで、彼とフィルは様々なトラブルの解毒剤のようなものなんだ。

ジョニーが僕に激怒したのは一度だけ。それは素晴らしかったよ。

Z: どういうことでだったのか教えてもらえる?

C: 覚えてるのは、それが2004年頃で、彼が"I'm sick of your shit!!"って言ったこと(クリスにっこにこ) それが最初で最後だよ。

彼はいつも落ち着いていて、ひそかに、曲の中で一番いい部分を作るんだ。彼には曲を高める才能があって、「わお!こんなリフ思いつかなかった!」って思わせてくれる。

Z: ギタープレイヤーとして言いたいんだけど、素晴らしいギタープレイヤーってみんな素晴らしいシンガーと一緒に活動してるよね。彼らは曲をサポートしてくれて、傷つきやすい時は包み込んでくれるし、戦っている時は一緒に突撃してくれる。すごく大切なことだよね。

これから話すけど、このアルバム、大好きだよ、Ghost Stories。このアルバムではバンド全員が、君を抱きしめているみたいに感じるんだけど。君の周りを囲んで、サポートしているように。

C: 泣いちゃいそうだよ。僕たちは今ものすごく結束が堅いんだ。僕がフロントマンで、雑誌やらに何やらに載るようなやつだっていうのはわかってるけど、僕たちが恵まれている唯一のことで、僕たちがいつも戻ってくるものは、この関係なんだ。

だって僕たちの誰も、天才でも名演奏家でもないし、それに沢山のバンドが出てきては消えていくのを見てきた。そして続いたバンドも見てきた。

僕たちは一生懸命互いにコミュニケートしあうようにして、そうすることによってみんなの持っている力が最大限発揮されるんだ。

ブライアン・イーノと働き始めてからそういうことを気にし始めた。彼には「君たちの間にあるケミストリーをリスペクトしなきゃいけない」と言われた。

彼が僕を数週間バンドから追い出したことがあったんだ。みんなの自信を上げるためにね。その頃の僕は気が強くて、「これはこういう風にしなきゃいけない!」って決めつけてる感じだったから。

だから彼には、もうちょっと柔軟になるように、何か判断を下す前に、みんながそれぞれのアイディアを帰結できるようにしようと言われた。

Z: すばらしいね。心配しないで、ガイ。もうすぐ君の話もするから。

でも君はこのユニットの1/4であるわけだけど、ブライアン・イーノのような、君が尊敬していて、経験も知恵もあるような人物に、ちょっと脇に寄るように言われて、その時君はどう感じた?

C: 僕は嬉しかったよ。

これは3rdアルバムのX&Yが出た後で(※クリスが追い出されたのってMylo Xylotoの時じゃなかったっけ?勘違い?VIVAの時もそんなことあったのかな?)、その頃僕らは少し道を見失っていた。フィルは病気で側にいなくて、僕はタブロイド方面で有名で、レコード会社の人間もあちこちに現れて・・・いろんなことを学ぶ時間としては素晴らしかったけど、カオスだった。

だからブライアンが来た時、すごくありがたかった。彼は先生みたいだった。彼に会うまでは、大学が終わってからも学び続けられるってことに気づいてなかったんだ。今では、僕たちが気にしていることは、人として、ミュージシャンとして、次に何を学べるか、どう改善できるかってことだけ。

彼が来た時は、父親代わりの人が来たようでありがたかったよ。「君たちはすごく才能があるバンドだけど、こうやって部屋の模様替えをするんだよ」っていう感じで。

Z: デビューアルバムのParachutes、そしてA Rush of Blood to the Headのものすごい成功、すごいスピードで起こったと思うんだけど、混乱したんじゃない?

C: うん。でも誤解しないで。僕はなんにも変わってないよ。

バンドのバイオグラフィーで読めるトラブルは全部経験したことなんだ。そういうことはベラベラ喋らないけどね。でもそういうことは全部起こった。だから僕たちは小さな僕たちだけの場所を買って、友達として再び繋がろうとした。ブライアンとマーカス・ドラヴスの助言もあって、フィルも帰ってきて、再びカラフルに輝き始めた。

それからのアルバムではどんどん親密になっていっているし、バンド内でのみんなの役割がもっと尊重されるようになってる。

Z: それで、ガイについては?(ニヤニヤ)

C: ガイはハイファイで、例えばゴースト・ストーリーズでは彼は家でミックスをして、マスタリングもした。

Z: ガーイ!素晴らかったよ(拍手)

C: 彼は細部にすごく気を配るんだ。

ずっと長い間、誰か曲を作り始めてよってバンドのみんなに懇願してたんだ。僕は宇宙か神様か、何でも信じられるものでいいけど、才能を与えられて、曲のアイディアがどこかから送られてくるんだけど、そしてそれをバンドのみんなに持って行って、重ねあわせて曲を作っていくんだ。

ずっと長い間、ガイに「君は自分で曲を書くでしょ。僕たちにくれたりしないの?」って言ってたんだ。ガイは「いや~君は気に入らないよ」とか言ってた。

いつだったかな?2月かな?ガイが静かに僕のところに来て、「クリス、昨日ジャム・セッションしてて、ちょっとこれ聞いてほしいんだけど。」って言ってきた。そしてMagicの始まりを弾き始めた。歌詞も何もかもが突然降ってきて、すごく嬉しかったよ。

助けあってアルバムを作っていくという、象徴のような出来事だった。

Z: それがアルバムが生まれた瞬間なのかな?

C: いや、曲はたくさんあったんだよ。でもそれが、全員がこれに全てを注ぎこむんだ、全員が自分たちが向かっている方向が分かっているんだと思った最初の瞬間だった。

彼がそれを持ってきた時、みんな全く同じページにいるんだと感じた。だってもしプログレの9分もあるベースソロなんて持ってこられたらさ・・・。彼らはシャイでなかなか曲を持ってこないんだ。

それにいつもの作業は楽しいしね。いつも驚かされるし、曲への情熱を生き返らせてくれる。ガイが自分のパートを加えて、ジョニー、ウィルと・・・だんだんと磨きがかけられていくんだ。だから僕らはライティング・クレジットを分けあってる。全てのパートが貴重なものだから。

Z: そういうの大好きだよ。これを見てる人は、ミュージシャンに払われるお金というのが気になると思うんだけど、今の時代音楽はタダ同然になってるからね。バンドって誰がどの歌詞を書いて、どのメロディーを書いて、とかややこしいものだけど、コールドプレイのように平等に分けあうって素晴らしいと思うんだ。

C: うん、基本的には平等だけど、40 20 20 20でやってるんだ。誰かにこれ言ったことがあるか分からないけど(※私はハワード・スターンのインタビューで聞いたぞ)、そうなんだよ。他のものは全部25 25 25 25だよ。

Z: すばらしいアルバム、『ゴースト・ストーリーズ』について話そう。『パラシューツ』を音響的に拡張したような、でもブライアンやマーカスやジョンから学んできたようにモダンでもある、そんなアルバムに思えるんだ。

(Always In My Headを流しながら)Viva La Vidaでジョン・ホプキンスが君たちの仲間になって、美しいアンビエンスを加えたよね。そういうものに聞こえるんだけど。

C: 違うんだ。これは実は・・・シンセのサウンドを作る、ダンっていうサウンドエンジニアがいるんだ。たまに僕はバンドのみんなに聞かせる前にデモを作るんだけど、ダンは彼が作ったサウンドを聞かせてくれて、これはそのうちの一つだった。ほわどぅわどぅえ~♪

それで、実は僕の娘も少し歌ってるんだ。人生の試練をくぐり抜けるのに一体となっていようというアイディアなんだよ。

Z: これも夜眠れない時に書いた歌詞なの?

C: そう。僕はいつも夜眠れないんだ。

僕にとって、『ゴースト・ストーリーズ』のアイディアというのは、過去の自分(ゴースト)をどのように現在や未来の自分に影響させるか、ということだった。それが自分を引きずり降ろして、自分と周りの人々の人生をめちゃくちゃにしてしまう、と感じていた時期があったからね。

ラッキーなことに、素晴らしいスーフィーの先生に出会うことが出来て、「自分が経験してきたことや通り抜けてきたことと向き合うと、それは変質していく」というアイディアを紹介してくれた。彼がそれを言った時はよく意味が分からなかったんだけど、でもそれを信じていると、うまくいったんだ。それについて学ぶにつれて、ますます音楽が流れてくるようになった。

Z: 君はちょっとだけ脇に寄っているように思えるんだけど。意識的にこのアルバムはこうなるんだ、こういうことを書くんだって取り組んでいるようじゃなくて、ちょっと離れたところにいるような?

C: そうだね、この歌詞は一気に出てきたんだ。

Z: この曲の?

C: そう。

Z: この曲の歌詞を読むよ、僕はこんなことしないんだけど、これは読まなくちゃ。信じられないほど素晴らしい。

I think of you, I haven't slept
I think I do but I don't forget
My body moves, goes where I will

I willでいいのかな?

C: そう。自分が行きたいところという意味。

Z: わかった。

But though I try my heart stays still

すごい。もう死にそう(笑) これって、先へ進もうとどれだけ頑張っても、そうできないこともあるってことだよね?そして最後は・・・

This I guess is to tell you
You're chosen out from the rest

これがアルバムの始まりの曲でリスナーは引き込まれるね。

C: 嬉しい言葉をありがとう。

Z: そしてアルバムを通してそれが続く。この曲が出来上がった時、聞き返してみて、これがアルバムの始まりの曲になるって思ったのかな?

C: 100%ね。僕は37歳で、他のみんなは36か35だけど、どういうわけか、実際の人生で起こっているすべてのこと、そして僕たちの世界の見方というのは、完全にオープンで正直でいること以外は意味が無いかのような感じなんだ。

だからこの曲ができた時は、よし、これだ。これを嫌いな人がいても気にしないって言っているような感じだった。

僕はJay Zやモリッシーのような歌詞を書く名人にはなれっこないけど、僕は自分が本当に思っていることや、僕が学んでいること、感じていることを歌うことが出来る。

ある意味それをその場所におけて幸せなんだ。落ち着かせてくれるから。大丈夫、このアルバムについて誰がどんなことを言おうと気にならないってね。ただ真実を歌ったものだから。言いたいこと分かる?

僕の鼻と同じだよ。僕の鼻が気に入らないって人は結構いると思うけど、一体僕に何ができるんだ?

2. [Coldplay] 二年前僕は滅茶苦茶で、僕たちが得意なことを楽しむことが出来なかった-クリス・マーティン (Zane Lowe Part 2 訳)