Twitter facebook RSSで購読する

John Mayer Battle Studies World Tour @ JCBホール 2010.5.11

 

だいぶ時間たっちゃいましたが、ジョン・メイヤー日本ツアーに行ってきました。

プライベートではちょくちょく日本に来てるのに、ライヴは4年ぶり。

何がきっかけでファンになったんだっけーと、以前のブログを見返してたら、ブログの一番最初の記事で、ジョンのこと書いてた。笑

 

いい音楽とは「感動し興奮した感情が、自分の身体より大きく膨らんでいき、外へ出たいと欲しているような感覚を呼び起こすもの」
COLDPLAYのライヴにインスパイアされて書いたという、2ndアルバムの二曲目 Bigger Than My Body のコメントで、ジョンくんこんなこと言ってました。
そうなんだよね~。音楽を作るってそういうことなんだよね~。作曲に行き詰ってた私に勇気を与えてくれた言葉でした。それ以来ジョン・メイヤーにぞっこんです。笑


だそうです。やっぱりCOLDPLAY絡んでるし... 好き好きいいながら、顔デカイとか書いてるし...

実際顔はデカかったですけど!笑

 

同じ記事に、この動画を貼ってました。何度見てもかわいい~♥

John Mayer's BIGGEST Little fan from Texas

 

Coldplayといえば、ジョンが "Lost!" のカバー、というか、"Lost!" と "Clarity" のRemix を披露したことがありました。

 

 

それから、2004年のSpin Magazineのインタビューでは、"Clocks" を聴いた時の感動を語っていたようで、「Coldplayは、すべての人を映画の主演俳優みたいな気持ちにさせる。」と言っていました。

125 Best Albums of the Past 25 Years | Spin Magazine Online

 

って、そんなことはどうでもよくて・・・

いまだにライヴの興奮が冷めず、もうColdplayから浮気しちゃいそうな勢いです 

ずっと胸がいっぱいで、言葉にするともったいない、というか、単に言葉にならなかったのですが、少しずつ思い返してみます。

 

初日。会場はJCBホール。席はアリーナ2列目左寄り。

JCBホール、初めて行きましたが、いい箱です。

ステージと席は近いし、音はいいし、最高でした。

通路側の席だったので、目の前が開けて、ジョンが左の方に寄ってきた時はもう独占状態というか、自分を見て弾いてくれているような、ひどい錯覚に陥っちゃいましたよ。はは。

そして手ばっかり見てた気がする。手フェチですw

 

数枚の絨毯がひかれたステージに、ドラム、ベース、ギター2人、キーボード、女性コーラス2人を従えて、ジョン登場。髪がもっさり。笑

コンバンハ トウキョウ!ゲンキデスカ~?

そして "Assassin" のイントロ。最高にクールなオープニング。

顔もデカイけど、全体的にデカイ。手もデカイ。ギターがものすごく小さく見えます。

いきなり強烈なギターをぶちかまされて、一瞬で発狂しました。

 

しかもその後に "No Such Thing" とか... しょっぱなから大興奮。

次の "Vultures" で、Wire, Fire, Higher をみんなで叫んだ後、

One, Two, One Two Three Foooooooooooooooooour で

"Waiting on the World to Change" へ。

 

カッコイ―――――!!!! と絶叫されて照れた後、次はPerfectly Lonelyと言うと、二階席から、“We are Perfectly Lonely without yoooooooou !!!”

と悲鳴が。

 

この日ずっと、外国人ギャルさんたち中心に、客席のあちこちから、I love yooooooooou!! と叫び声が絶えなくて、ジョンが I love you, too と返すとギャ―――――――――!!

黄色い歓声に負けじと、男性も、ダイスキー!! アイシテルヨー!! I love you Johnny !! など雄叫びをあげると、「スゴイネ」 と返されてました。

客層は、日本特有だと思いますが、男性が多め、幅広い年齢層で、日本人のアーティストさんも結構来られていたようです。アットホームで一体感があって、いい雰囲気でした。

 

アットホームな雰囲気になったのは、ジョンが下手くそな日本語を連発してたからでもあり・・・

英語でしゃべってる時はかっこいいのに、日本語しゃべりだすと、とびきりアホっぽくなるんですよね。すごすぎるギターソロの後、気の抜けたような日本語で雰囲気ぶち壊しにしてくれます。

途中で恥ずかしくなったのか、ぼそぼそつぶやきながら、もじもじし始めると、Don’t be shy! と叫ばれてました。

 

最後のメンバー紹介も、ネイティブの発音の後に、わざわざカタカナ読みの発音をつけて紹介しちゃうし、もうゆるゆるです。

 

"Daughters" でしっとり聞かせた直後も、これまた超絶アホっぽい声で、ゲンキデスカ?

また I love yoooou!! とみんなが叫び始めると、いきなり笑い出して、I love you …

I love Japan, I love シンカンセン,

I love ロッテアイスクリームバー, I like … shopping …

といきなり好きなものを列挙し始めたと思ったら、ふわっはっはっはって自分でウケて、

オモシロイネ~

 

さすがは元交換留学生ってことで・・・・

ただ、日本語に執着するあまり(?)、ほとんどMCがなかった気がします。

MCというか、おしゃべりというか・・・

だって、ジョンのライヴって半分はおしゃべりって聞いてたもんで(誰こんなこと言ったのw)

ライヴの時間短いなーと思ったんですが、他の国のセットリスト見てもあんまり曲数は変わらないので、単に話が短かっただけなのかなと。笑

 

アンコールは、"Why Georgia" から。

途中、You wanna try? と言って、So what, so I've got a smile on … のところを歌わせてくれたんだけど、ほとんど聞こえないので、イヤーマイク外して確認してた気が・・・笑

後ろの男性が大声で歌ってくれてたので、一緒に熱唱しておきました。

 

"Gravity" が始まると、この日一番の歓声。

最初の一音聞いただけで涙出そうになりました。

I got dreams… と、音がやんで暗くなって女性コーラスだけになるところで鳥肌。

そこから「アイシテルー」とか言いながら、怒涛のソロ。

本当にエモーショナルなソロで、現実とは思えないような、夢の中にいるような感覚になってしまいました。

 

最前の人がギターを持ち込んでいて、帰り際にサインをもらっていました。他にも何人かにステージ上からサインや握手をしてあげてました。

 

私はといえば、放心状態になってる間にロビーさんのピックが飛んできて、ちゃっかりいただきました。

ロビーさんのギターもすばらしく、"Half of My Heart" のソロにはしびれました。


キース・カーロックのソロもすごくて、ジョンもまじまじと見ちゃってました。

 

派手な演出はなく、ただただ音楽に酔いしれた至福の時間。ジョンのギターに酔ったのはもちろんだけど、歌も温かく心に響いて、想像を超えるすばらしさでした。

書き忘れてたけど、ボブ・ディランの "Don't Think Twice, It's All Right" もすごくよかった。

 

あまりのかっこよさにノックアウトされ、帰りに友達ときゃーきゃー言いながら、もうプライベートは詮索しないと誓い合ったのでした いや、詮索しなくても聞こえてきちゃうんですけどね・・・

友達と別れてからも電車の中でニヤニヤを抑えるのに必死で、その日別の友達が泊まりにきたんですが、あまりに挙動不審なので怪しい目で見られました。

 

自分で気づいてびっくりしたんですが、これが今年初ライヴだったんです。

この日から3夜連続でライヴ行ってたんですが。

初ライヴだけど、今年のベストライヴ決定でいいよもう・・・。

 

 

John Mayer Battle Studies World Tour
2010年5月11日(火) JCB HALL

Assassin
No Such Thing
Vultures
Waiting on the World to Change
Perfectly Lonely
Don't Think Twice, It's All Right (Bob Dylan cover)
Daughters
All We Ever Do Is Say Goodbye
Belief
Who Says
Heartbreak Warfare
Half of My Heart

Why Georgia
Gravity

5/11/2010 Tokyo, JP › Tour › John Mayer - Battle Studies